2002年の個展で発表した作品。白い画廊の空間に等身よりひとまわり小さなコンクリートの人物像を10体、お互いの人間関係を保ちつつそれぞれ精神的に自立するように配置しています。一体一体は以下の考えで制作しております。

 余分な形、表情、動きを排除し、内面的精神性の強調を試みています。感情は内側へと向けられ、そして増幅し、押さえきれずに表面からにじみ出る。いっけん静かで、穏やかな表情の奥には、苦悩と葛藤がうごめき、やがて強い意志へと変化してく。
コンクリートの肌合いは、地層のように積層状になり、長い時間の流れを感じる。そしてずっしりと重くのしかかる。細く華奢な女性のシルエットがしっかりと受け止めて、空間を成立させて存在する。

素材 コンクリート  サイズ 〜約1500mm
作品01
作品02
作品03
作品04
作品05
作品06
作品07
作品08
作品09
作品10
2002 galleria grafica bis / 個展(銀座)